彩色日記

その日を彩った出来事を毎日更新するブログです

自由な世界。 2023.07.09

 この世界がおかしいなら、もしくは自分の現状に不満を感じているなら、全員がゼロになってやりなおせばいいんだ。こんな考えから大量虐殺を実行する人がいるんだろうな。何を隠そう、それと同じ思考経路をたどったから言語化できているわけである。

 

 人間である以上は生存本能とは不可分なので、「もう一度起きたら 起きられないかも」が現実になることを心から願っている。そうなれば僕はとうとう「新世界」にたどり着けるんだ。

気力低下中。 2023.07.08

 人はやっぱり複数のものに追われると気力を随分削がれるものらしい。期末だの就活だの、文字みただけで疲れちゃうってのに。それらの頭の占有割合はどんどん増えてく中でも、脳のほうはこれっぽっちも成長したりしない。

 

 こんな状況でこの日記のフリした落書きはどんどん端へと追いやられている。退去命令も秒読み。血管という名の水道を止められるのも間もなくか。

轍。 2023.07.07

 今日は七夕だったらしい。ふと日付をみて気付いた。他人の1年越しの邂逅とも知らずに、あれだけ待ち遠しくしていた過去が懐かしい。今となってはもうどうでもよいただの一日にすぎない。

 

 一週が終わって、社会の暗雲に紛れる必要が無くなって、干渉の必要がない隙間に入り込めて。別に今休める訳ではないけれど、なぜか週末を迎えたという達成感というかそんな満足感を実感している。

予習。 2023.07.06

 一度でも本気でホームに飛び降りようと思った人がどれほどいるだろうか。ホームに入ってくる電車を見ながら「今降りたら電車止まれないだろうな、けど速度は足りてるかな」などと考えた人はどれくらいいるだろうか。

 

 日々、俗世のメリットがみるみる減っていく。川さえ渡れば予見できる嫌なイベント、将来への煩悩からも解き放たれる。要は良いことなんて大してないのに嫌なことだけ積み上がっていく。「そんな小さなことで」と感じられるようなものかもしれない。でも部屋を掃除しなければ塵が積もってゴミ屋敷になる。それと同じ。

 

 人間が生きる目的の究極は子孫をつなぐこと。これは遺伝子レベルで刻み込まれている。そんな中で将来結婚もできない私は生きている価値がない。私が遺伝子を継がせるためには夜道を襲うしかないのだ。

 

 自然の摂理として弱者は淘汰される運命にあるのだ。至極当たり前。1円と100円を並べられて1円を取る人がどこにいるというのだろうか。それと同じことが起きているだけ。なにも不自然なことはない。

 

 何も気にしないで、深く考え込まないで生きている人が羨ましい。私は死んだ後どれくらいの迷惑がかかるのかと葛藤してしまう。ノートいっぱいに血文字を塗りたくる人を見て、確実に演出だと思っていたが、今ではもしかしたら実在するかもと思ってしまう。

 

 最近はあまり文章を構成する気にもなれない。それを考えるほどの余裕がない。