娯楽を探し出す人生。 2023.05.29

　例によって、僕の中では一週間でもなかなかにきつい月曜日。今日はまだましな方ではあった訳ではあるんですけど。

　必要以上に人と関わりたくない、話したくないというこれまた時代錯誤な僕にとってはゼミも地獄だし、バイトも地獄。誰かが言ってたけど、こういう人は自分の中で会話してるのが一番楽しいらしい。いやいや正にその通り。一番落ち着く、好きな時間は、一人で映画を観てるとき、テレビや動画を見てるとき。たまにゲームやるとき、これらすべてもれなく自分同士で会話してる。たまに「～かなあ？」「いやなわけないでしょｗ」って本当に会話してる時もあるくらい。

　でもみんな口を揃えて人との関わり云々の良さをアピールしてる。僕はそれが疑わしくてしょうがない。そういう人もいるだろうけど、本当に全員が全員そうなのか。実際は就活でコミュ力を問われるから無理に良いとか好きとか言ってるんじゃないのと。

　勘違いしたくないのは、苦手だけどコミュニケーションを取ろうとしてる人、それが就活のためとかそれ以外でも、そういう人は尊敬している。僕が好きじゃないのはコミュニケーション能力を盲信して、就活の時の必修科目みたいに位置づけてる企業。完全に言い訳になるけど、人類みんなが人と関わりたい訳じゃないだろうに、「今は多様性」と宣誓する癖に、コミュ力を持った人ばかりを採用する。どっかで書いたかもしれないが、僕はこれを「狭義の多様性」だと考えてる。自分たちで範囲を絞った上の多様性。

　顔がよくて、話がうまくて、頭も良くて、スポーツもできて。そんな「一番星」だらけの夜空に、僕みたいな目立つ未来のない宇宙ゴミも漂っている。そんな宇宙ゴミにも、流れ星みたく強く瞬ける時間があればいいのに。たとえそれが刹那な煌めきだったとしても。