不必要な思考の経由。 2023.06.18

　まずは昨日、日記をサボってしまった。これに関しては忘れてた訳ではなくただやらなかった。文字通りサボった。

　昨日は特別何もなくて、端的に言えば日記に書くようなことが何もなかった。この日記はそれでも毎日更新することを目標にしていたのだが、昨日だけはその目標を遮るのに十分な邪念が頭を巡り巡っていた。

　別に誰も見てる訳でもない、自分で書くことがある訳でもない。日記を更新するモチベーションはゼロ。睡魔だけが僕の話し相手になっていた。朝起きたら正午前。ここで更新しても日記でもなんでもないただの落書きだ。ということで寝落ちして正午前に起きた時点で更新の可能性はほぼゼロに近かった。

　ただ一日空けたことで、本当の意義を思い出した。この日記が持つ意義はただ一つだけ、毎日更新することだけ。今までは少しでも内容を濃くするために、その一日を回想していた。いや日記だから当たり前だけど。でもこれすらもやる気力がない、できない日は一行でもいい。何なら一文字でもいいや。その一文字が、「気力が出ない夜」という轍として残るのならそれでいい。そう思えた。

　日記という名を冠しているけど、内容は日記でなくてもいいとも思う。毎日更新するという意味だけで「日記」であって、内容はその時に書きたいことでいい。今までにもたまに「今気に入っている曲」を記しておきたいとか思っていたけども、日記にそぐわないなあと躊躇していた節もあった。だけどそんなことは気にしないでいこう。

　日記だけど日記じゃない。その瞬間の僕を縦横無尽に彩色する。そんな日記にしたい。どんな細い轍でも繋いできます。エンジンをもう一度掛けます。